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『ディパーテッド』2007年・第79回アカデミー賞作品賞受賞作品

『ディパーテッド』2007年・第79回アカデミー賞作品賞受賞作品

『ディパーテッド』(The Departed)は2006年公開のアメリカ映画。製作会社はワーナー・ブラザーズ。2002年から2003年に架けて3作品製作された大ヒット香港映画『インファナル・アフェア』のリメイク作品。監督・製作はマーティン・スコセッシ。出演はレオナルド・ディカプリオ、マット・デイモン、ジャック・ニコルソン、マーク・ウォルバーグ。第79回アカデミー賞作品賞受賞作品(外国映画のリメイク作品としては史上初である)。原題である「Departed」 とは「死者」または「死に値する者」の意。R-15指定作品。


概要
警察に潜入したマフィアの男とマフィアに潜入した警察官の数奇な運命を描いたサスペンス映画。警察官とマフィアがそれぞれの任務を遂行するために互いの組織への潜入を試みるというストーリーはオリジナルにほぼ忠実であるが、物語の舞台となるアメリカ合衆国の独自色を強めることを目的としてアイリッシュ・マフィアやFBIが登場している。しかし、原作である映画『インファナル・アフェア』において物語のキーポイントとなっていた仏教的背景が除外されたため、殊にオリジナルのファンが多い日本の観衆および映画評論家からは「ストーリーに重厚さと深みが欠ける」「ラストが極めて呆気ない」といった厳しい批判が相次いでおり、アカデミー賞の受賞に疑問を呈する声が挙がっている。


ストーリー
マサチューセッツ州ボストン南部、通称「サウシー」。警察はこの街に蔓延る犯罪を撲滅すべく最終戦争に突入しようとしていた。標的は犯罪組織のトップ、フランク・コステロ(ジャック・ニコルソン)。その支配力を内部から崩そうと警察は新人警官のビリー・コスティガン(レオナルド・デカプリオ)を組織に潜入させる。一方、コステロは新人警官のコリン・サリバン(マット・デイモン)をスパイとして送り込んでおり警察の捜査は筒抜けになっていた。お互い素性を隠して潜入生活を続けるビリーとコリンだったが、やがて警察もマフィアも彼らの正体に気付き始め二人は窮地に追い込まれることになる。


キャスト
レオナルド・ディカプリオ
マット・デイモン
ジャック・ニコルソン
マーティン・シーン
マーク・ウォルバーグ
ヴェラ・ファーミガ
レイ・ウィンストン
アレック・ボールドウィン

受賞/ノミネート
第79回アカデミー賞
受賞・・・作品賞/監督賞/脚色賞/編集賞
ノミネート・・・助演男優賞(ウォルバーグ)

第64回ゴールデングローブ賞
受賞・・・監督賞
ノミネート・・・ドラマ部門作品賞/主演男優賞/助演男優賞(ニコルソン/ウォルバーグ)/脚本賞

第12回ブロードキャスト映画批評家協会賞
受賞・・・作品賞/監督賞
ノミネート・・・脚本賞/主演男優賞/助演男優賞(ニコルソン)/アンサンブル演技賞/音楽賞

第27回ボストン映画批評家協会賞
受賞・・・作品賞/監督賞/助演男優賞/脚本賞
ノミネート・・・アンサンブル・キャスト賞

第19回シカゴ映画批評家協会賞
受賞・・・作品賞/監督賞/脚色賞
ノミネート・・・主演男優賞/助演男優賞(ニコルソン)/撮影賞

第11回フロリダ映画批評家協会賞
受賞・・・作品賞/監督賞/脚本賞/助演男優賞(ニコルソン)

第10回ラスベガス映画批評家協会賞
受賞・・・作品賞/監督賞

第77回ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞
受賞・・・作品部門トップ10/監督賞/アンサンブル・キャスト賞

第72回ニューヨーク映画批評家協会賞
受賞・・・監督賞
ノミネート・・・作品賞/脚本賞

第5回サテライト映画賞
受賞・・・ドラマ部門作品賞/助演男優賞(ディカプリオ)/脚色賞/アンサンブル賞
ノミネート・・・監督賞/助演男優賞(ニコルソン)


ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還The Lord of the Rings: The Return of the King/2003アカデミー賞作品賞/アカデミー賞/

ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還The Lord of the Rings: The Return of the King/2003アカデミー賞作品賞

冥王サウロンの指輪を葬る旅に出た仲間たち。アラゴルンたちと別れてしまったフロドとサムは、ゴラムの案内で滅びの山へと近づいていたが、指輪を取り戻したいゴラムは、2人を陥れる計画を練っていた。一方、ヘルム峡谷の戦いに勝利したアラゴルンたちは、オルサンクの塔を襲撃したメリー、ピピンと合流する。再会を喜び合う間もなく、サウロンが人間の国ゴンドールを襲うと知ったガンダルフは、ゴンドールの執政デネソールに忠告するため、ミナス・ティリスの都へ向かった。

受賞
アカデミー賞では作品賞、監督賞、脚色賞、作曲賞、歌曲賞、美術賞、衣裳デザイン賞、メイクアップ賞、視覚効果賞、音響賞、編集賞の11部門を受賞した。これは『ベン・ハー』と『タイタニック』に並ぶ史上最多の受賞であり、ノミネートされた全部門での受賞としては、9部門受賞の『恋の手ほどき』『ラストエンペラー』を破り新記録となった。ファンタジー映画では初めての作品賞。

ミリオンダラー・ベイビー(Million Dollar Baby)/2004アカデミー賞作品賞

ミリオンダラー・ベイビー(Million Dollar Baby)/2004アカデミー賞作品賞

『ミリオンダラー・ベイビー』(Million Dollar Baby)は、2004年のアメリカ映画。製作会社はワーナー・ブラザーズで、監督・製作・主演はクリント・イーストウッド。2000年に発表されたF・X・トゥール(本名:ジェリー・ボイド)の短編集『Rope Burns:Stories From the Corner』を元にポール・ハギスが脚本を担当。第77回アカデミー賞 作品賞受賞作品。PG-12指定作品。

実の娘に絶縁され、罪悪感と共に生きる初老のトレーナーが、貧しい生活から抜け出そうとするボクサー志望の女性と出会い、女子プロボクシングの世界でチャンピオンになるという夢を共に目指す模様を描くボクシングドラマ映画。

公開当時75歳であったイーストウッドによる25番目の監督作品である本作品は、3000万ドルの低予算と37日という短い撮影期間で製作されながら、2003年公開の『ミスティック・リバー』に続き作品の完成度の高さと従来のハリウッド映画との異質性を高く評価され全米だけでも1億ドルの興行収入を記録した。さらに、第77回アカデミー賞において、マーティン・スコセッシ監督の『アビエイター』との「巨匠対決」を制し作品賞、監督賞、主演女優賞、助演男優賞の主要4部門を独占したのを始め、多数の映画賞を受賞した。

しかし、これほどの成功を収めた作品でありながら、尊厳死という、極めて慎重に議論が重ねられている題材を映画の結末部分に用い、加えて前半部分が、『ロッキー』を連想させるサクセスストーリーであったため、必ずしも万人が賞賛を送ったわけではなく、宗教や政治思想によっては強い反発を招き、各方面で抗議行動や論争が起こったという点でも大きな話題を提供した。

クラッシュ (Crash)/2005アカデミー賞作品賞

クラッシュ (Crash)/2005アカデミー賞作品賞


第78回アカデミー賞で本命だと思われていた『ブロークバック・マウンテン』を抑えて作品賞を受賞し、ほかに脚本賞・編集賞も受賞した。

ストーリー
さまざまな民族、人種が入り乱れる多民族国家アメリカ。その中でも特に多民族化著しい大都市ロサンゼルスを舞台に、人種も職業もその心のうちにある思想もなにもかもが違う人々の繋がりと葛藤を描く。