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ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団


『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』(ハリー・ポッターとふしちょうのきしだん、原題:Harry Potter and the Order of the Phoenix)は、イギリスの児童文学作家J・K・ローリングが2003年に発表した、子ども向けのファンタジー小説『ハリー・ポッター』シリーズの第5巻。2007年7月21日に映画公開予定である。

ストーリー
ホグワーツ魔法魔術学校の5年生となった魔法使いハリー・ポッターが、体裁にこだわって真実を受け入れない魔法省と対立しながら、史上最悪の魔法使いヴォルデモートの謀略を阻止するまでを描く。

ハリーはダーズリー家で眠れぬ夏を過ごしていた。ヴォルデモートが復活したというのに日刊予言者新聞でなにも反応がないのだ。そのうえ、ロン・ウィーズリーやハーマイオニー・グレンジャーからの連絡も途絶えていた。何も得られる情報がないことに憤りを感じていたハリーは、今や巨漢となった従兄弟のダドリー・ダーズリーにたまったストレスをぶつけようと喧嘩腰になったその時、突然吸魂鬼に襲われた。なぜマグルの世界に彼らが来たのかわからぬまま、ハリーは自分の身を守るため魔法を使った。魔法省はハリーが自衛のために魔法を使ったと認めず、未成年魔法使いは魔法界以外では自衛以外の魔法の使用を禁じられているとして、ハリーをホグワーツ魔法魔術学校からの退学処分にしようとするが、アルバス・ダンブルドア校長の働きかけにより退学処分の是非について魔法省で懲戒尋問を受けるまで退学処分は保留となった。ハリーは、ダンブルドアの命でダーズリー家にハリーを迎えに現れた不死鳥の騎士団の面々に守られて彼愛用の箒ファイアボルトに乗って出発するのだった。

ハリーが着いた先は、今は騎士団の本部となっているブラック邸だった。ブラック邸には、ハーマイオニー以外にもウィーズリー家の人々やシリウス・ブラック、セブルス・スネイプなど騎士団のメンバー達がいた。ブラック家に仕える屋敷しもべ妖精、クリーチャーはシリウスを主人とは認めず、彼やハリー達の悪口を言い続ける。ハリーは、アーサー・ウィーズリーに連れられて魔法省で行われる尋問に向かう。魔法省は突然尋問の時間と場所を変えてハリーの尋問出席を阻止しようとするが、偶然早めに出発したハリーは無事尋問に出席し、ダンブルドアやアラベラ・フィッグの証言によりハリーは自衛のために魔法を使ったことを証明し退学処分を逃れた。

その後グリフィンドールの監督生としてハーマイオニーのみならずロンまでもが選ばれ、ハリーはホグワーツに向かう列車の中でも、彼らと別々のコンパートメントに離ればなれにならざるを得なくなる。そこで彼は、一学年下のレイブンクローの変わり者の女生徒、ルーナ・ラブグッド(Luna Lovegood)と出会う。駅からホグワーツへ向かう馬車に、いつもはいないはずの奇妙な生物が車を引いているのを見た。ルーナ以外の友達にはそれが見えていないと知り、ハリーは不安になる。ホグワーツに到着するとそこにはハグリッドの姿はなかった。そして闇の魔術に対する防衛術の新任教授はなんと魔法省での尋問時にハリーを退学にしようとしていた中の1人、ドローレス・アンブリッジであった。ハリーは、同じ寮のシェーマス・フィネガン、ラベンダー・ブラウン、他にも多くの生徒が日刊予言者新聞を信じていることに落ち込む。

グリフィンドールのクィディッチチームのキーパー推薦にロンが選ばれるがスリザリン生達から囃したてられてなかなか実力がだせない。数日後、宿題で夜遅くまで残っているハリー、ロン、ハーマイオニーは談話室の暖炉の火の中にいるシリウスに会い、シリウスから魔法省はダンブルドアが魔法省と抗争しようとしていると考えていて、アンブリッジに見張らせて生徒達に呪文を使わせないようにしているという事を聞く。魔法省は教育令によりアンブリッジを「ホグワーツ高等尋問官」に任命した(アンブリッジが闇の魔術に対する防衛術の教授になったことも教育令22号による)。

アンブリッジは権力を奮い、占い学の教師、シビル・トレローニーを辞めさせようとする。ハーマイオニーは授業で全く魔法を教えないアンブリッジに対抗するため、自分達で闇の魔術に対する防衛術の本当の勉強をしようと考え、ハリーが教師役になることを提案する。ロン、ハーマイオニーが誘ってまわった結果、25人の生徒が集まった。ハーマイオニーは彼らに一通り内容を話し、リストにサインさせた。

魔法史の授業に、ハリーのペットのふくろう、ヘドウィグが手紙を持ってやってきた。いつもより遅れたことを変に思ったハリーはヘドウィグが怪我をしているのに気付き、グラブリー・プランク先生に診てもらう。ロンドンから来た手紙はシリウスからの手紙と分かったマクゴナガルはハリーに通信網は見張られている可能性があるから注意するように言った。手紙に書いてあった時間と場所で待ってるとハリーとロンとハーマイオニーはグリフィンドールの談話室の暖炉の火の中にいるシリウスに会う。シリウスは闇の魔術に対する防衛グループがとても良い考えだと誉めて、場所の提案をするが途中でシリウスは突然いなくなる。暖炉の中にはアンブリッジの手が現れ、彼女がシリウスが現れたことを知っていたことに気付かされる。

ドビーの助けで、本当に必要な時にのみ欲しいもので満たされた状態で現れるという、「必要の部屋」の場所を知ったハリーは、闇の魔術に対する防衛術を学ぶのにふさわしい本や道具がそろった部屋を出現させ、そこでリストに名前を書いた生徒を集合させた。会の名前を「Dumbledore's Army」(ダンブルドア軍団)の頭文字である「DA」に決め、練習を始める。

クィッディチの対スリザリン戦が行われた。勝利をおさめたグリフィンドールだったが、負け惜しみにウィーズリー家を侮辱したマルフォイに殴りかかったハリー、フレッド・ウィーズリー、ジョージ・ウィーズリーは アンブリッジによって一生クィディッチ禁止令が出された。怒るハリーだったが、ハグリッドが戻って来たことを知り早速彼のもとを訪れる。巨人への友好を求めに行っていたハグリッドはその話をした。途中で長が変わったため、はっきりとした良い成果が出たわけではないという。半人間を憎むアンブリッジはハグリッドを首にしようと目論んでいるため、ハーマイオニーは心配する。そして試験中にハリーはシリウスが拷問される夢を見て魔法省の神秘部へと向かう。そこには、予言を手に入れるためにやってきた死食い人がいた。そのため死食い人との交戦になる。しかし、そこに不死鳥の騎士団のメンバーがやってくる。その交戦中、呪文をかけられたネビルによって予言は砕かれてしまう。その後、シリウスはベールの彼方に行ってしまう。ハリーは大切な人物を失うことになる。その後ダンブルドアがやってきて死食い人を捕らえるがベラトリックスを逃がしてしまう。 その後ダンブルドアとヴォルデモートが決闘をするがヴォルデモートとベラトリックスを取り逃がしてしまう。その後ハリーは予言の内容を知る。その後ヴォルデモートが復活した事をコーネリウスファッジが公に発表する。